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【介護・福祉事業者 代表者インタビュー】医療法人社団 純心会・ 社会福祉法人 善心会 理事長 前田 純さん

2026.04.01

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【プロフィール】
医療法人社団 純心会・ 社会福祉法人 善心会 理事長 前田 純さん
善通寺市出身。医療法人社団純心会・社会福祉法人善心会 理事長。医療と介護の融合で、誰もが安心して暮らせる地域づくりを目指しています。

01.法人の理念と取り組みについて

 

貴法人の理念やミッションについて教えてください。

純心会グループは、「信頼される医療」と「想いと優しさの伝わるケア」を理念に、地域に根差した医療と介護の融合を進めています。病気やけがを治すだけでなく、医療や介護を必要とする方々が安心して暮らせる環境を整えることが私たちの使命です。そのためには、一人ひとりの方に真摯に向き合い、その方の立場にたった思いやりのある心を持ちサポートに取り組んでいます。

 

また、「心に届く医療と介護」を実現するために専門職が協同し、急性期から在宅医療まで切れ目のない支援を実現。ご家族や地域とも協力しながら、安心できる地域医療体制の構築に力を注いでいます。

 

02.介護・福祉の現状と課題

 

現在、介護業界が直面している課題についてどのように感じていますか?

介護人材が不足する背景には、他の業種より低いとされる待遇面や業務負担の重さなどが挙げられます。その解決策の一つとして、待遇面の改善と業務をデジタル化する医療・介護DXの加速化に向けた取り組みが国によって進められています。しかし、人が動かないといけない分野であることに違いありません。これをどう効率化で補っていくのか、また、介護の質を落とさずにどうやってローコストで支援していくことができるのか直近の課題です。

 

当グループが運営する介護施設では、利用者様を抱え上げることなく、安全に移乗させることができる介護用のリフトを使ってできるだけ介護職員の負担を減らせる工夫をしたり、介護記録をシステム化したりと介護職員の事務作業の軽減に努めています。

 

03.香川の地域福祉の展望

 

今後、香川の福祉をより良くするために必要なことは何だとお考えですか?

団塊の世代が75歳を迎え、高齢者の医療と介護に対する需要が増加しています。このまま少子高齢化が進めば、14年後の2040年には、介護需要は増加する一方、事業所の存続や担い手の確保がますます厳しくなると推察できます。これは香川県に限ったことではありません。これからは、外国人の介護スタッフも含めた人材の確保と育成、そして情報通信技術を活用した見守りやシステム化の構築など環境づくりが必要になると思います。

 

同時に健康寿命を延ばすためにも介護予防が大切になってきます。定期的に健康診断を受けることはもとより、高齢期に入ってからも介護の必要な状態にならないようにするために若い時期から健康づくりに励み、生活習慣の見直しや社会参加をして生きがいを持った暮らしをすることが、心身の機能低下を防ぐことにつながります。

 

健康で長生きするためにも、皆さまに健康に過ごすための知識を提供し、楽しんで健康づくりに取り組んでいただけるようサポートしてまいります。

 

04.今後の展望とメッセージ

 

今後の事業展開や、新たに挑戦したいことがあれば教えてください。

今秋、神戸市垂水区に新たな介護施設「ハートフル多聞台」を開設しました。この施設は介護サービスの提供に留まらず、高齢者の生活支援機能を充実させ、地域住民の交流や世代間のつながりを育むコミュニティ拠点としての役割も担います。また、AIやICTをはじめとするデジタル技術の導入やDX化を推進し、効率的で質の高いサービスの実現を目指しています。

 

私たち純心会の使命は「医療と介護の両輪」で必要なサービスを一体的に届け、暮らしを支えることにあります。職員の負担軽減と利用者様の満足向上を両立させ、「純心会にかかって良かった」と思っていただける存在を目指します。

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